Archive for 9月, 2010

宮沢賢治の童話で頭がぐるぐるする・・・。

久々に絵本を購入!

宮沢賢治童話の「注文の多い料理店」。

「注文の多い料理店」と言えば、宮沢賢治作品の中でもかなりインパクトのあるお話。ナイフとフォークがバツ印になっていたらそれはもう・・・なんて結構大人になるまでその“ぞっとした”感じが身体の感覚として残っていたりして。こういう話こそ息子の身体の中にも残したい!と思ってしまう(ちょっと変な)親心のひとつ。

今回購入したのは、絵がスズキコージさんのもの。最近は様々な個性豊かな絵本作家さんが宮沢賢治童話の絵に取り組んでいて、とても新鮮だし、こんな解釈の仕方もあるんだと感心してしまうこともしばしば。もちろんスズキコージさんの描く「注文の多い料理店」も迫力と情緒があり、それでいてちょっとスパイスの効いたユーモアも感じられてとても読み応え、見応えがあるのです。きっと息子の頭の中にはこの絵と物語がセットになって残っていくのだろうなぁ。

そういえば自分の中に残っている「注文の多い料理店」の絵と言えばなんだろう?ゆっくりと頭に思い浮かべてみると・・・一番印象に残っている場面は何と「舞台」。小学校の時に来ていた劇団の人が演じてくれた「注文の多い料理店」が記憶の断片として浮かびあがってきたのです。なんだか意外。別に取り立てて素晴らしい演技だった訳でもないのだと思うけれど、やっぱり一番最初にその物語を聞いた時の目の記憶というのがいつまでも残っていくのかもしれない。これは結構興味深いことだと思う。

他の物語はどうだろう?なんだか気になってきたのでちょっと考えてみた。

「セロひきのゴーシュ」は・・・茂田井武の絵で描かれたもの(福音館書店版)。やっぱりセロを弾いている迫力のゴーシュの絵が強烈に残っている。「銀河鉄道の夜」は・・・ますむらひろし原作のアニメ映画。これはなぜか登場人物が猫だった。「よだかの星」は・・・文庫版。活字。でも、これも何だか読んだ時の文庫本の感じをよく覚えているなぁ。

他にも「雨ニモマケズ」は宮沢賢治の立っている肖像写真とどうしてもつながったり、「いちょうの実」は100%オレンジの描いた可愛いいちょうの実の兄弟の絵が浮かんできたり・・・まぁ新旧色んな情報と記憶がごっちゃになって残っている訳だけど、こういうのってちょっと面白い。

宮沢賢治の童話を色んな人が読んで、それを色んな人が色んな形で表現して、それをまた色んな人がそれぞれのタイミングで目にしたり読んだりして。宮沢賢治童話を基点にたくさんのイメージがたくさんの人の頭の中に無限に広がっていく・・・。

結論は別になにもないけど、なんか頭がぐるぐるしてきた。

要するに今回買ったスズキコージ版「注文の多い料理店」は、我が息子が初めて体験する「注文の多い料理店」としてはまず合格なのではないか、というお話でした。

紙芝居と横文字。

週末は親子3人で図書館へ。

(本屋か図書館が家族共通で定番のプレイスポット!)

今や到着した途端に各自好きなコーナーへ分散する私たちなのですが、今日は息子ががさごそと何やら持ってきて

「これ読んで。」

紙芝居。紙芝居かぁ、久々だなぁ。

息子が小さい頃は、しょっちゅう図書館の中で紙芝居をひそひそ読まされては勘弁して~とうなっていたものです。やっぱり子どもは紙芝居が好きなんだと改めて。(種類が本当にたくさん出ていてびっくり!)

そういえば、この間海外にしばらく住んでいた兄と「海外には紙芝居ってないね。」という話をしていたのを思い出した。紙芝居って日本独特の文化なのかも?

考えてみるとちょっと面白い。

紙芝居は大体横に引いて次の場面に移っていく。これは絵を少しずつ見せてじらしたり、ぱっと引いて次の場面を印象的に見せたりして、おおいに盛り上げてくれるから当然のことだと思っていたけど、読む文字がもし横文字だったら・・・?どうやってめくるんだろうか。

上へめくる?何かちょっと違うか。段落ごとに縦に行をつくっていく?あ、言ってる意味がわからないか。

なにしろ英語版で紙芝居が楽しめるように作れたらちょっとした発明かも。

そんな事を考えていたら気になってしょうがなくなったので、帰ってちょっと調べてみたら・・・なーんだ、英語版も出ているんだ。(英語版紙芝居)でも肝心の横文字の部分はどうなっているのか、このページじゃわからないな。うーん、気になる。

あ、ちなみに息子は持ってきた紙芝居を読もうとしたら「やっぱいい。」と、分厚くておもーい図鑑をずるずる持ってきて「これにする。」。

さすがに小学生ともなると卒業か・・・。ちょっとさびしい。

おつかい。

暑い・・・。

ということで息子の食欲もイマイチ。

「ご飯食べたくない。うどんかラーメンがいい。」

と、せっかく炊いてあるご飯を横に生意気な事を言うので

「じゃあ、自分で買ってきなさい!」

ひとりでおつかいに行かせてみた。

何と一万円札しかなかったので心配だったけど、息子の財布に一万円を入れて、自分のおこずかいで買う予定のガチャと好きな食べ物を買ってくるように言い聞かせて。いざスーパーへ出発!何を買ってくるかな・・・。

歩いて10分くらい、比較的近いスーパーだったから30分くらいで「ただいまー。お金出すときだけちょっと緊張したー!」となかなかの充実顔。買い物も結構いい社会勉強かもね。

で、袋の中身を見たら「そば」。しかも乾麺一袋208円也。渋すぎる・・・。

「渋いねー。」思わずつぶやいたら、「渋いってなに?」と聞かれ、説明にかなり苦労してしまった。確かに渋いってなんだろう?そんな事はどうでもいいけど、あの広い売り場でよくそばの乾麺なんか見つけたなぁと妙に関心してしまった。

当の本人は茹でたそばを食べて「美味しいー!!いい選択でしょ」とどや顔なのでした。

クラスメートのママに出会っていたらしく、「あ、ひとりでスーパーに来てるの見たよ!お菓子買いにきたのって聞いたら、ちがう、お昼ごはんっていうからびっくりしたよ。なんか渋いもの買ってたけど・・・」確かにお菓子を一切買わないのも渋いな、息子。